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ピアノを習い始めて半年のYさんが「大人のピアノコンクール」ポピュラー・ジャズ部門の九州ブロックで優勝しました。

入口のポスター  福岡女学院ギール記念講堂 予選の演奏中


習うまでは、ピアノの基礎も音符も分からず、耳で音を聞きながら弾いてこられたそうです。
ずっとピアノに憧れ、やっとレッスンの機会に恵まれ40年目にして実現した夢だと聞きました。

この半年、好きな音楽を耳で覚えコードアレンジをレッスンし、わずかなレパートリーの中からボズ・スキャッグスの「We're all alone」を選びコンクール臨みました。

技術的には素晴らしい方ばかりが演奏される中、何もかもが初めてのYさんにとってハードルの高い挑戦となります。
彼の武器は大変豊かな感性。

当初のレッスンから「呼吸」と「間」を大切に「脱力」で出す音の豊かさを覚えて行きました。

コンクールの総評では

『心の中に音と音楽を大変お持ちだと思います。音楽だけでなく芸術全般、生活の中にいつも新しい発見のある感覚を持たれているのでしょう。素晴らしい!
もし、小さい頃からピアノを始めていれば、大変素晴らしい演奏家になっていたに違いないと思います。』


本人は他人事のように感じた(笑)と言ってました。

確かに技術的には足元にも及ばない方ばかりだったと思います。
だからこそ、音楽を演奏する上で一番大切な「音を奏でる心」を忘れずにレッスンに取り組んで来ました。

そこを審査委員の方はちゃんと見て下さったんですね。

指示した私も、仕事をしながら半年でここまで「自分」を作り上げたYさんに心から拍手を送りたいと思います。


コンクールの会場となった福岡女学院ギール記念講堂。
素晴らしいパイプオルガンが置いてありました。

ギール記念講堂のパイプオルガン



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